やる偽善ブログ

実はお得な【献血】を、やらない理由が見当たらない!

皆さんは、献血(けんけつ)行ってますか?

 

友人たちに聞いても、

行ったことがないという人が多いように思えるんですけど、

私からすると、『なんで行かないの? 』っと思うほど、

献血っていいものなんです!!

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【フリー素材】を使うだけで、募金活動に! - やる偽善 ブログ

目次

献血(けんけつ) とは?

献血と聞いて、一度も聞いたことが無いという人は、かなり稀だと思いますが、

実際に献血に行ったことがある人は、そこまで多くないのが現実だと思います。

 

日本赤十字では、献血の定義を下記としております。

病気の治療や、手術などで輸血を必要としている患者さんのために、

健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティア。

 

 

血液は、令和元年である 2019年の現在でも、人工的に作ることが出来ず、

献血によって集まった血液も、長期間の保存が出来ない為、

常に新しい血液が必要とされています。

 

献血は、大きく分けて 2種類

全血献血成分献血があり、

全血献血では血液そのものを、

成分献血では血小板や血漿成分などの成分を提供することになります。

 

献血された血液の多くは、

外科手術などで失われた血液を補うために使用されますが、

輸血を受けた経験のある人は、献血をすることが出来なくなってしまう為、

お礼の代わりに献血したかったと、悔しい思いをする人も多いそうです。

 

youtu.be

(乃木坂46が、献血のキャンペーンキャラクターだったんですね)

どこで出来るの?

思い立った時に献血できる場所を知らなかったり、

時間のない時に、献血のキャンペーンをやっていたりと、

タイミングが掴めないことが理由で献血をしていない人も多いと思います。

 

かく言う私も、実は献血に行ってみようと思いたった日から、

初めて献血を行うまで、1年以上空きがありました。

 

理由は、自転車ではいけない距離だったので

『駐車場があるかが分からない』という些細な事だったんですけど、

調べてまで、どうしても行きたいという気持ちが無かった私には、

行かない理由としては十分だったと思います。

 

献血は、基本的に

移動型の『献血バス』と、常設施設の『献血ルーム

の2種類の場所で行っています。

 

個人的には、思い立った時に行けるように、

自宅近くの『献血ルーム』を知っておくだけで、良いと思います。

 

こちらから、全国の献血ルームの場所がすぐに分かります。

www.jrc.or.jp

ふとした、空き時間が献血の第一歩になることも多いので、
今この時に、お近くの献血ルームの場所だけでも把握してみるのはいかがでしょう?

 

無料で出来る血液検査

献血というものは、誰がどう考えたって良い行いだと思います。

しかしながら、

わざわざ忙しい時間を割き、針を刺されて痛い思いをし、

なんだったら血を抜かれて、ちょっと気だるくなることすらある献血を、

好き好んでする人は少数派、マイノリティな人々だと思われても仕方がないとも思います。

 

しかし私は、あえて献血を推奨したい。

それは、決して世のため人の為なんかじゃない!!

あくまでも、自分の為に献血に行くべきです!!!

 

その大きな理由が、血液検査なのです。

 

医療関係者に

「病気の発見をするなら、どんな検査が良いか?」と質問すれば、

ほぼ100% 『血液検査』という答えが返ってくることでしょう。

 

いうまでもなく、命に係わる病気を含めた多くの病気は、

早期発見、早期治療が大原則です。

その早期発見で最も効果的な検査が、血液検査。

 

お金を払って、病院でしてもらわなければならない場合、

保険適用後ですら、5000円前後かかる血液検査が、なんと無料で行える!!

 

輸血治療を受けた人や、一部の薬を服用している人、

その他いくつかの項目で献血をしたくても出来ない人も少なくない中、

献血をすることが出来る状態であるという事は、

血液検査の無料券を貰っていると言っても間違いないのです!

 

どう考えても、1年に1~2回は利用した方がお得なんです。

 

他にもお得な事が・・・

前項で

献血バス』ではなく『献血ルーム』をおススメした理由にも繋がるのですが、

献血ルームでは、多くのサービスを提供している場所も少なくありません。

 

献血ルームごとに、違いがあるため具体的に紹介しづらいのですが、

『ジュース飲み放題』

『お菓子食べ放題』

『占いコーナーがある』

『マッサージコーナーがある』

『漫画・雑誌読み放題』

『アイスを貰える』

などが提供されているところも少なくないようです。

 

さらにさらに。

不定期ではありますし、献血ルームによってではありますが、

『卵1パック』『ティッシュペーパー』

サランラップ』『洗剤類』

といった、生活に関わるものを頂けることも少なくありません。

 

さらにさらにさらに。

あまり知られていないのですが、

献血ルームや、WEB登録で入会出来る

複数回献血クラブ「ラブラッド」に登録しておくと、

献血ごとにポイントが貰え、溜まったポイントで、

景品との交換も出来るんです。

 

 

何度も言いますが、これらは全て無料!!

 

時間つぶしに

パチンコに行ったり、漫画喫茶に行ったり、

茶店でお茶したりと、お金を使っている場合ではありません。

 

エアコンの効いた部屋で、

漫画を読み、お菓子を食べ、コーヒーを飲んで、時間を潰し、

健康管理の為に血液検査をした後に、

マッサージを受け、晩御飯に使う卵を貰った後に、

また来てくださいとお願いされて、

アイスクリームを食べながら帰る。

 

あとは、献血に行ったとSNSで囁けば

あなたは周りの人から良い人だと評価が上がるのです・・・。

 

もう一度だけ言います、これが全部無料!!

これこそが完全なる 『やる偽善』です。

 

絶対にやっちゃいけない事

献血にはいくつかのルールがあり、何回目であろうとも、

献血前には、そのいくつかの項目を再確認する時間があります。

 

っといっても2~3分、

タッチパネルなどを使っての、項目のおさらいといった感じなのですが、

この確認では嘘をつこうと思えば、容易に嘘がつけます。

確認はあくまで自己判断ですし、周りでは判断のしようもありません。

 

しかし、絶対に嘘はつかないでください。

 

何年か前にニュースにもなったので、

ご存知の方も多いと思いますが、HIV(エイズ)検査を目的に献血を行い、

検査をすり抜けた血液が輸血されたことにより、HIVの感染を広げたという事例がありました。

 

HIVは初期感染の状態では、血液検査での判断は出来ない為、

『〇カ月以内に、SEXパートナーの変更があったか?』といった、

少し答えづらい踏み込んだ質問もあるのですが、

この質問には、こういった被害を防ぐ意味合いも大きいですし、

場合によっては、その日は献血が出来ない事もあります。

 

その他にも、

感染症に対しての項目などいくつかの質問を答えることになるのですが、

そのすべての質問が、

輸血を受ける人にとっては命に係わる大切な質問なのだと、

必ず自覚して真剣に答えていきましょう。

 

私の考える献血の意義

献血は、お得だと色々と書いてきました。

正直、どんな目的、どんな理由でもいいと思います。

 

献血を行う人口は、

年々少なくなっているという現実があるそうですが、

血液を必要とする人は、高齢者の増加にともない、年々増加しています。

 

いずれは、人口的に血液を作り出すことが出来るようになるのかもしれませんが、

それまではどうしても献血での血液が無ければ、命を落とす人が出てきてしまいます。

 

 

あなたの大切な人が、血液を必要とする日が来ないと思いますか?

 

あなたの行動で、献血への考えが変わる人が、1人もいないと言い切れますか?

 

あなたのたった1度の献血が、

誰かを、誰かの大切な人を助ける手助けになる可能性があります。

 

何も予定のないお休みに、ちょっと人助けしてみませんか?

 

 

【エコキャップ運動】は、果たして意味のない活動なのか?

皆さんは、エコキャップ運動というものを、ご存知でしょうか?

 

非常に有名な活動であり、社会貢献の第一歩ともいえるような活動なので、

一度は耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか?

 

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 目次 

エコキャップ運動とは?

ゴミとされる、ペットボトルの蓋(キャップ)を集め、

リサイクル商品の原材料とすることで、その売却益を、

発展途上国でのポリオワクチンをはじめ、多岐にわたる募金活動の財源とする。

ざっくりと書くとこんな内容になります。

 

『約430個のペットボトルキャップで10円分のワクチン代になります』や、

『20円でポリオワクチン1人分になる』という

うたい文句が世の中では一番耳に馴染む説明で、

ネット上やTVのCMでも歌われていたように記憶しています。

 

 

お金の動き、詐欺疑惑について

 2016年末に、衝撃的なニュースが流れたことを、ご存知でしょうか?

エコキャップ(ECOCAP)という言葉を世に浸透させ、最大回収元であったはずの、

エコキャップ推進協会というNPO団体が、
世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)』というNPO団体へ全くお金を送らずに、運営費や設備投資、なにより身内の給料・役員報酬にほとんどを使っていたというニュースです。

 

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NPO団体の仕組み 

基本的にNPO団体とは、主に2種類あります。

 

1. 何かしらの活動を行うNPO

2. NPOを支援するために資金集めをするNPO

 

今回のケースですと、

エコキャップ推進協会」は資金を集めるNPOで、

世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)」は活動を行うNPOと考えてください。

 

※実際は、さらに『日本ユニセフ』、そこからさらに『UNICEF』といった感じで、お金は動いているようなのですが、割愛します※

 

NPO団体も、完全に無償で動いているわけではありませんので、

寄付金の一部は、経費(運営費・人件費 等)に使われることは一般的で、

それ自体は当然のことと思います。

 

経費の大小については、色んな意見があるとは思いますが、

世界的には、20%前後がスタンダードとされていることが多いようです。

 

エコキャップ推進協会の問題

経費20%がスタンダート言われているNPO業界のなか、

ある年のこの協会の経費率は、なんと約78%。

しかも、残った寄付金すらワクチンを名目で寄付を募りながら、

ワクチン関連には寄付していないという暴挙です。

 

さらにこの78%の経費というのも、収支報告では分かりにくい、

「業務委託費」に大半が使われ、

その業務委託先は自分たちが役員を務める、会社・・・。

 

絶対とは言いませんが、

どう考えても胡散臭すぎるお金の動きと感じるのが、

普通の感覚と思うわけです。

 

結果、多くの企業団体はこのNPOから距離を取り、

活動を続けているのですが、

「エコキャップ」は、この団体が商標登録をしているらしく、

「ペットボトルキャップの回収」

といった回りくどい言葉を使わないといけないことになっている現状があるようです。

 

 

どこで回収・集めているの?

否定的な内容を先に書きましたが、

私自身は活動自体には一定の意味があると考えています。

ただ回収元の選択は考える必要があると思うわけです。

 

回収元で個人的に一番身近なところとしては、

「イオン」だと感じています。

入り口付近に回収ボックスが置いてあることが一般的なので、

買い物ついでに見ておくと分かりやすいと思います。

 

ただ、イオンでは一般のお客様以外の受付は行っていないようなので、

地域で集めている場合や、会社で集めている場合は、

世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)

が紹介している回収事業団体をご覧ください。

www.jcv-jp.org

意味が無い、やらない方が良いとされる理由は?

実はこのエコキャップ運動は、

意味が無いどころか、やらない方が良いと主張されることも多い運動です。

 

沢山の否定的な意見はあるのですが、代表的な意見を紹介します。

 

効率が悪い

輸送費にかかるコストや、人件費等

ペットボトルキャップの売却益を考えた時に効率が悪いというものです。

 

たとえば、キャップを持ち込みではなく郵送でNPO団体に送る場合、

輸送費よりも寄付出来ている金額が下回るということが起こります。

数千円の輸送費を出して、数百円の募金になるのであれば、

輸送費をユニセフ等に募金した方が、非常に効率がよいという発想です。

 

リサイクル自体が環境破壊になる

これはペットボトルキャップに関わらず、

プラスチック類のリサイクル全般に言えることだとは思うのですが、

リサイクルに関わる工程で排出されるCO2などは、

単純に可燃処理等の処分を行う際に発生するCO2を上回るというものです。

 

 

私の考える、エコキャップ運動の意義

効率がいいかと言われれば、やはり現在の状況では悪いんだと思います。

しかしこういった活動の本当の意義は、

人々の中にある善意の種を育てるようなものだと考えています。

 

誰かのために、何かの為に行動を起こす。

それが本当に世のためになっているか自分で考える。

他に出来る事が無いのかを考える。

効率よくなる手段を作り出す・考えるきっかけになる。

 

行動は、その人や周りの人の意識を変える事が出来ると信じています。

 

お金で寄付した方が効率が良いと否定する人たちの、

どのくらいの割合が実際にお金を寄付しているのでしょうか?

 

どうせ捨てるゴミなら、

集めて寄付してみようかと動く人と、どちらの方が多いでしょうか?

 

人の思考を良い方向に向ける。

全ての事はそこから始まるのだと、個人的に思うのです。

それこそが、エコキャップ運動の実利以外の大きな意義ではないでしょうか?

 

 

 

当サイトについて

このブログのタイトルは、

【やらない善より、やる偽善】

しない善より、する偽善】

という数年前に流行った言葉を元にした、ブログタイトルです。

 

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目次

 

 『やらない善より、やる偽善』の意味

 

この言葉、多くの人に使われているだけに、

【偽善】という言葉の本来の意味や、【やらない善】とは?
といった言葉遊びのような、否定的な意見も多く出ています。

 

あくまで自分なりの解釈で使っている言葉なので、

そのつもりで読んでいただければ幸いです。

 

良いことは、カッコ悪い? 

なぜか昔から、
良い事をすることがカッコ悪く、

少しワルな方が、カッコ良いとされる妙な風潮があるように思います。

 

学生時代のタバコ、派手に染めた髪など、
少し不良的な行動に憧れる時代を、

誰しも通って成長するものだとは思いますが、

 

そんな子供じみた感覚を、

大人になってからも持っている人が、

あまりにも多い!!

 

人の善意の行動を、

『偽善者』『売名行為』

『無駄な努力』『効率が悪い』 

といった誹謗中傷で、

邪魔をする人が少なくありませんし、

中にはそういった懸念から、
善意を行動に移せない人も少なくないと感じます。

 

 

いっそ偽善行為で良いと割り切る

 

たとえ偽善的だとしても

『しないより、した方が誰かが救われる』

 

この考えかたこそ、

『やらない善より、やる偽善』

の本来の意味だと思っています。

 

偽善者と見える行為でも、

それが何かしらの利益を求める行為であろうと、


『やる偽善』

で救われる人が一人でもいるなら、

それは意味のある行為だと、割り切って行動してみましょう。

 

『やる偽善ブログ』を作った目的

 

自分には、お金も知識もなく、
昔から人や環境の為に、
何かをやりたいのに何をしたらいいか分からない。

 

きっと同じような考えの人は、結構いるんじゃないかと、
知識や方法を集めるブログを作ってみようかと思いました。 

 

お金を稼ぐ

このブログで、収益が生むことが出来れば、

その収益で、募金や寄付が出来るんじゃないかと考えています。

 

自分で出来ない事を出来る人を探す

募金、ボランティア、環境改善。

自分では出来ない事でも、情報として発信していれば、

何かしら動ける人が一人でも動いてくれれば、

それもやっぱり意味のあることだと思うのです。

 

勉強になる

ブログ更新の為に、自分自身、

今ある社会問題や環境問題を学ぶ機会になり、

また自分にでも出来る、

社会貢献や環境保全に係る知識が深まればと考えています。

 

 

記事を読んでくれた人に求める事

他力本願とは、思いつつも、読んでいただいた方に求めるものがあります。

 

情報を頂きたい

社会問題、環境問題、日常で出来る社会貢献の方法

募金や寄付を求めている地域や個人の情報

 

それぞれが自分では出来ない事でも、

情報の共有から行動出来る人に繋げるという事も、

1つの 出来る偽善活動ではないでしょうか?

 

行動に繋げて頂きたい

出来ることもあれば、出来ない事もあると思います。

自分自身ブログで紹介することの全てを解決したり、

行動したりすることは出来ないと分かっています。

 

もし、紹介したことを一度でも試してみようと感じたら、

もし、意識したら出来ることだと感じてもらえたなら、

たった一度で構いませんので行動を起こしてもらいたいです。

 

たった一人でも、たった一度でも行動を起こしてもらえたなら、

【やる偽善ブログ】は、成功だと考えています。

 

【お問い合わせ】にて、ご連絡を

コメントやメールなど、どんな方法でも構いません。

皆さんの知恵や知識、情報を分けて頂ければ幸いです。

【お問い合わせページ】も作っていますので、

お気軽にご連絡いただけると嬉しいです。

 

より良い世界を目指して、

それぞれが出来る事を、頑張っていきましょう♪